私信:Y本先生へ

以下私信。

先生へ。

ずっと前に、自分のカルテに診察室でこのサイトのURLを書いたことがありましたが、その後継続的に見られているとは思っていませんでした。

今日クリニックに行ってきました。
紹介状書いていただいてありがとうございます。確かに私がここに書いてあることが状態としては一番正確ということになるのでしょうね。

今日は今までの処方どおりの薬を出してもらいました。

11月から環境が変わって、仕事も今までと比べて格段に忙しくなり、睡眠時間も前の半分ぐらいしかありませんが、私は元気でやってます。
頓服も飲んでません。頭痛いときはボルタレン飲みますけど、ホリゾンは最近はほとんど頼らなくても良くなりました。

両親は私のことをとても心配しています。
毎日帰りが遅いので心配しているし、オーバーワークになっていないか気になるようです。

でもね、先生。私は今、とても楽しいのです。
長らく治療を続けてきて、少しずつ以前の状態(がどんなもんだったか、もうよく思い出せないぐらい長く治療をしているわけですが)に近づいている感覚があるのです。
この病気を克服するために超えなくてはいけない、最終かつ最大のハードルは、社会復帰してフルタイムで働くことだと私は思っています。
それを超えたとき、私はきっと「健康で普通」の人になれるんじゃないかなぁと思っています。

今の職場はみんな良い人たちで、社長も先輩もみんな私のことを気遣ってくれています。とても助かります。
私が元気になってここまで来れたのは先生のおかげだし、このまま踏ん張って(でも無理はしないで)会社生活を成功させたいと、今の目標はそれだけです。

先生は「働きマン」というマンガを知っていますか?
私、あのマンガの主人公に似ているとよく言われます。いや、容姿ではなく仕事に対する考え方とか、そういうのがね。
今の仕事は楽しいし、先生が言うように転職したことが私の状態を変えた最大の要因なのでしょう。今は仕事楽しくて仕方ありません。
なんというか、エキサイティング? うん。私は毎日ワクワクしています。仕事ができる毎日って素晴らしいですね。
しかも、もう一人じゃない。

前に、診察で私が出産するかどうかという話をしたことがありますね。
先生は、年齢的には問題ないし、十分可能だと仰いましたけど、私は出来ないんじゃないかと思っています。
薬がどれだけ自分の身体に蓄積されているかわからないし、年齢のこともあるし、産むことより、その後、自分が子供を育てながら自身のコンディションを保てるかどうか、全くわからないし、いや、むしろ不安だからです。

相手の問題もあるという話もしましたね。
彼は良い人です。私には良すぎるぐらい。若くて背が高くて親切だし趣味も合います。
でも、今まで2年近く付き合ってきて、結婚するかどうか話し合ったことはありません。
私はもう32で来年33になりますから、結婚したいなあとは思います。だって、今まで経験したことがないから(私が極度の「知りたがり」であることを知っている先生なら、納得できる理由だと思います)。

だけどやっぱり、話をしないということは、彼はそれに付いては考えていない(少なくとも現在は)のだろうなと思うし、私も無理に押そうとは思いません。
結婚できなければ、しないで過ごせばいいのだと思います。

あと何年ぐらい治療が続くのかわかりませんけど、気長にやろうと思ってます。でも、完治宣言は絶対にしてみせます。
それが私の決意だし、治療を続けるうえでの目標だからです。

私は面倒くさい患者だったでしょうね。

今日の診察では最初に、新しい先生にけん制されました。
「今後手に負えないような問題が起きたら、また転院することもありえる」と言われました。私、あの発言はM先生の(現時点での)最大の失態だと思います。
患者のやる気をそぐような発言を医者がしちゃイカンと思いますよ。こっちは治す気マンマンなのに。ダメですよ。

あ、やっぱこういう患者の相手は面倒ですねー。

気が向いたらまた書きます。お元気で、病棟の皆さんによろしく。
私も元気でやっていきます。

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