同じ日は2度来ないから

今日は、朝起きてから目の乾燥にしばらくやられて、お昼ごろ彼と出かけて、ランチをすませてから本屋さんで買い忘れていた広告批評を2冊と、薄めのファッション雑誌と、ようやく文庫本になった「チーム・バチスタの栄光」を買って、それから買い物して、ずっと聴きたかった10CCの「びっくり電話」のCDを買って(本当は「愛ゆえに」が欲しかったのに売ってなかった!)、それから彼の遅れた誕生日祝いでジンギスカンを食べに行って、ワインを飲んだりして、お店の人にもとっても親切にしてもらって、その後別のお店でデザートにチョコレートパフェを食べてから帰ってきた。

こうやって書くと、デートに行って買い物して食事して帰ってきた、何てことのない1日だけど、同じ日は2度とやって来ることはないんだな、と思ったのは、彼に録画をお願いしていた今年のRSRのDVDを見て思ったからだ。

初めてRSRに行ったのは1999年の夏のことで、そのときはステージは1つしかなくて、電気GROOVEがトップバッターで、明け方までステージ前から離れたところにレジャーシートを敷いて(テントサイトはその年は少なかったと思う)、その上で毛布をかぶって友達と3人で朝まで過ごした。
明け方はとても寒くて、石狩湾から吹いてくる海の風が余計にひやりと私の頬を撫でたのをよく覚えている。

夏の終わりに外で1日過ごすと、ずいぶんと体力を消耗し、明け方には、ブラッドサースティ・ブッチャーズの爆音の演奏を聴きながら眠ってしまい、目が覚めたらサニーデイ・サービスの演奏が始まっていたのだった。

2007年には、サニーデイはとっくに解散し、サンステージのトリは曾我部恵一BANDが務めたけど、その時、なんと私は情けないことに、疲れきってテントの中で眠っていた。起きたらとっくに陽が昇っていた。
ステージは、当然見ていない。

さっきDVDを見て、曾我部さんが青春狂走曲を歌ってるのを見て、1999年の夏のことを強く色鮮やかに思い出したけど、あの夏はもう過ぎて戻ってこない。
そして、2007年の夏も、2度と私の元には戻ってこない。友達がいて、私がいて、みんなでテントに寝泊まりして、焼き肉して、泥まみれになって、歌ったり踊ったりした3日間はもう、過去なのだ。
同じ日は2度とないんだってすごく後悔した。あの時、頑張って起きて、ステージを見に行っていれば、と思っても、それは不可能なのだ。「たら」も「れば」も、過ぎたことだから。

その代わり、来年のRSRは、どうやって過ごそうか、何人ぐらい集まれるかな、と楽しみにしている自分がいる。
過ぎたことを後悔したり、懐かしんだりするのは簡単だけど、先に向かってどれぐらい準備できるか、どれぐらいタフな自分になれるか、どれだけ向上できているか、それを大事にしようと思った。
未来の可能性に賭ける、って、昔の私から想像できなかったんだけど。

びっくり電話+1 (紙ジャケット仕様) Best Sky

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