「MovableTypeで作る企業サイトの基本」補足の補足(2)
- 2011年11月27日 11:13
- Category : MovableType, webdesign
- Tags :CMS, MovableType, webdesign
この記事は、"SaCSS vol.07 「MovableTypeで作る 企業サイトの基本」補足" と "「MovableTypeで作る企業サイトの基本」補足の補足(1)"の続きです。
MTで作るサイトのデザインが決まっていて、コーディングが済んでいて、MTタグの記述が終わっているところを想定していて、その作業の続きです。
この次は、もともと1つのHTMLだったものを、MTのテンプレートとして構成するために、モジュール化をおこないます。
サイト内で共通して利用する部分を決める
コーディングが済んだら、ページの構成を見て、サイト内の各ページで共通して使える部分をパーツに分けます。

このページの場合は、
- ヘッダー
- サイドバー
- フッター
を、各ページで共通して使うことになる、という場合は、この3つを別々のパーツに分けます。これがモジュールの作成です。
WordPressのカスタマイズ経験がある人は、WordPressのテーマファイルのheader.phpやfooter.phpの構成や中身を考えてみると作業しやすいと思います。
ヘッダーのモジュールを作ってみる
例として、ヘッダーのモジュールを作成する手順を考えてみます。
MTの管理画面を開き、左側のナビゲーションから、「デザイン」→「テンプレート」のページを開きます。
さらに、このページの「テンプレートモジュール」の見出し下にある「テンプレートモジュールの作成」を選びます。
モジュールの作成

「テンプレートの作成」画面が開くので、まずはテンプレート名を入力します。ここでは「ヘッダー」と入力します。MTのテンプレート名は日本語が使えるので、カタカナで書いてOKです。
次に、見出しの下にMTのコードを入力する大きい欄があるので、ここにヘッダーのコードを入力します。

ここでは、サイトタイトルとサイトの説明文が入ったモジュールを作成しました。
MTIgnoreは、MT用のコメントアウトができるタグで、HTMLの と同じようなものです。ここに記入した内容は、テンプレートには記載されますが、HTMLには出力されません。
モジュールの呼び出し
作成した「ヘッダー」というモジュールを使うには、使いたいテンプレートの使いたい位置に、
<$mt:Include module="ヘッダー"$>
と記述します。
ヘッダー以外のモジュールを呼び出したい時は、module=の値を変更してください。
モジュールは、そのブログ/ウェブサイトのテンプレートモジュールの中から自動的に呼び出されるので、パスやURLを記述する必要はありません。モジュール名だけ書けば良いです。
簡単なテンプレートの例
前回の内容で説明した、新着情報のリストなども入れて、簡単なトップページの例として作成すると、以下のようになります。
それぞれのモジュールですが、
- ヘッダー
- サイトタイトル、説明、問い合わせへのリンクなど
- サイドバー
- 新着記事のリスト、バナーのリストなど
- フッター
- コピーライト、サイト内各コンテンツへのテキストリンク、ページの先頭へ戻るボタン
などが入ることが多いです。
テンプレートモジュールは自由に作ることができるので、最初にサイトの構成を決めて、どういうモジュールが必要になるかを決めるとスムーズに制作できます。
私は、アクセス解析のタグとか、案件によって異なるCSS,JSファイルの読み込みなどは、別のファイルにしていることが多いです。
更に高度なカスタマイズ
ここまでに書いた内容は本当の初歩の初歩なので、制作案件でこのまま使えるわけではないのですが、更に必要になるテクニックとしてよく使うのは、
- サイドバ-に出力される内容をページごとに変更する
- カテゴリーごとに異なるキービジュアルを表示させる(ページのヘッダー画像など)
- 新着情報を、サムネイル画像付きで出力する
が多いかなーという印象です。
MTのカスタマイズ本でもよく扱っているテクニックなので、このあたりまでできると、あまり困らなくなるのかなという感じがします。
実践的なMTカスタマイズについては、カスタマイズ技術をまとめた書籍を1冊買ってきて、サンプルと同じものを1度作って見ると理解しやすいと思います(自分は教えてもらえる人がいなかったので、その繰り替えしで覚えました)。
私が使ったのは、
この本なのですが、MT4対応で内容的に古いのかも知れません。MT4の時は「ウェブサイト」ってなかったし‥。
でも、今でもこの本を参考にしてやっているところは結構あります。
MT5対応だと、
が良いと思いますが、カスタマイズ初心者には敷居が高いかもしれません。
余裕があったら、書店で内容をいろいろ比べてみて、自分がやってみたいカスタマイズ、これならできそうという内容を確かめてから購入されることをおすすめします。
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札幌でフリーランスのWebデザイナーをしています。このブログは、主に日常の出来事とWeb制作に関するメモを書いています。





